お次はちーちゃんこと、小川千尋さんのご紹介です!

ちひろさん


小川さんがたまらんファウストのオーディションを受けることにした理由は元々玉置さんと中屋敷さんの演劇を好んで観ていて、中屋敷さんの出演者募集のツイートを見て、自分が好きな演劇を作っている人たちと共演してみようと考えたから。

大学に入学したての19歳で初舞台を行い、今はいろいろな劇場で活動していて、将来は役者の仕事を生業にして生活していきたいと考えています。

小川さんに玉置さんと中屋敷さんの印象を聞くと面白い答えが返ってきました。

「中屋敷さんが作曲し、レオさんが指揮するような舞台ですね。」

中屋敷さんが作り出したメロディーが入ってきて、玉置さんが皆を指揮していくように見えるため、戯曲が楽譜のように感じますと仰っていました。

普段のお二人についての印象を聞くと、レオさんは真面目な場面でスッと面白いことをするため、笑いをこらえなければならないのが辛い。そんな状況が逆に面白く、思わず吹き出してしまうこともあるそうです。中屋敷さんは時々、聞き取ることのできないスピードで何かを仰るそうです。アンサンブルの人の中には聞ける人はいないのですが、ただ一人玉置さんだけがその言葉を理解できるのだとか。その掛け合いがとても面白いそうです。

水上ステージに対する不安について聞くと、不安は0という返答が返ってきました。床のぬめり、自然が出す音、歩行者たち、これらの障がいがあることによって各々の人の動きの特徴が如実に現れます。そのいいところだけを盗んで、自分がうまくなればもっと劇がよくなるのではないかと語ってくれました。頼もしいお答えです!!

最後にたまらんファウストへの意気込みを一言で表していただきました。小川さんは

「ヨッシャ!!」

と一言。文章でも、単語でもない一言は初めてでしたが、妙に納得がいきました。
小川さん、ありがとうございました!!

(サイトウ)